日本シリーズで「ワクチン・検査パッケージ」活用技術実証へ、11・20開幕

[ 2021年10月5日 05:30 ]

NPB・井原敦事務局長
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 日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は4日、11月20日からの日本シリーズで「ワクチン・検査パッケージ」を活用した技術実証を行う方針を明かし「全試合は考えていないが複数試合が適切。会場となりそうな自治体との折衝を進めている」と話した。

 4日、プロ野球は12球団代表者会議などで協議。雨天中止の代替試合などで技術実証を目指す球団もあり公式戦の実施は「早いもので今月の中から下旬という感じ。今月中が第1弾になると思う」とした。Jリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議でも専門家を交え実施方法を協議した。

 《日本S開催要項は継続審議に》理事会、実行委員会も行われ、11月最終週に開催される日本シリーズの開催要項は継続審議となった。公式戦で実施しなかった延長戦の方式や現状では延長無制限となっている第8戦以降のタイブレーク導入などが協議されている。コロナの感染状況は改善傾向で時短要請も解除される可能性があり、井原事務局長は「(自治体の判断を)確認しながら運用内容を決めるので今月中に決まるか分からない」と説明。また現在首位のオリックス、ヤクルトが進出の場合は本拠地球場が使えないため、ほっと神戸と東京ドームが代替球場となる。
 

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2021年10月5日のニュース