巨人スカウト会議　ドラ1競合ならくじ引きは球団社長　原監督はくじ引きはせず

巨人・原監督
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　巨人は5日、川崎市のジャイアンツ球場でスカウト会議を開き、投手を1位指名する方針を再確認した。会議には原辰徳監督（63）が出席。1位候補が重複した場合には、今村司球団社長がくじを引く方針を決めた。

　大塚淳弘球団副代表編成本部長が「今年は社長にいってもらいます。気分転換です。雰囲気を変えて社長に」と説明。例年通り、競合が予測されても最も評価の高い選手を指名することも明かした。

　原監督は昨年、4球団が競合した近大・佐藤の抽選を最後に引いて外し、通算成績は1勝11敗となっていた。　19年に就任した今村社長は日テレで編成局プロデューサーとして「ザ！鉄腕！DASH！！」など人気番組を担当し、制作局ドラマセンター長としては「家政婦のミタ」などを制作。侍ジャパン事業の拡充を目的とする事業会社「NPBエンタープライズ」の社長も歴任した今村社長に、くじ運をかけることとなった。