西武・渡辺、5回に危険球で退場 20歳最後の登板も…

[ 2021年9月19日 14:19 ]

パ・リーグ   西武―オリックス ( 2021年9月19日    京セラドーム )

<オ・西23>力投する西武先発の渡辺(撮影・後藤 正志)
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 西武の渡辺勇太朗投手(20)が5回無死1一塁から、バントの構えをしていた伏見の顎付近をかすめ、そのまま危険球退場。2番手の水上がマウンドへ上がった。

 渡辺は後半戦から先発ローテーション入りし、3勝をマーク。この日も4回までT―岡田のソロ1本のみと好投していた。21日に21歳となるため、20歳最後の登板だったが、無念のマウンドとなった。

 渡辺は球団が発表したコメントの中で、伏見に対し「大変申し訳ないことをしてしまいました」と謝罪。「高めの速いボールでフライにすることを狙った中で、球が抜けてしまいました」と説明した。

 投球全般については「調子は良かった。投げている感覚も良く、どの球種もいい形で投げられていた。(序盤から勝負所で内角を突く攻めをしていたが)調子が良くバランスも良かったので(あのような攻めができた)」と回顧。それだけに「4回2死からのT―岡田選手のホームランはもったいなかった。中に入ってしまった」と失投を悔やんだ。

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2021年9月19日のニュース