阪神 「天敵」菅野にまた甲子園で敗戦 矢野監督「4番以降のバッター、状態がみんな上がってない」

[ 2021年9月19日 21:52 ]

セ・リーグ   阪神1ー8巨人 ( 2021年9月19日    甲子園 )

<神・巨(19)> 試合に敗れ、挨拶に向かう阪神・矢野監督 (撮影・後藤 大輝)  
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 初回に糸原の適時打で先制点を挙げながらも、得点はこの1点のみ。今季初対戦だった菅野に7回1失点の好投を許した阪神・矢野監督は「まあ、菅野もそんなにいいって感じでもなかったんで、(リード許してから)もう一度何とかしたかったけどね。ズルズルいっちゃって、自分たちの野球がほぼできなかったのが残念」と唇をかんだ。

 阪神相手にカード通算19勝9敗、防御率2・15と立ちはだかる菅野は、そのうち甲子園で11勝2敗、防御率1・68。甲子園で最後に黒星がついたのは18年5月25日と、本拠にも関わらず屈辱的な数字が並ぶ。

 指揮官は「4番以降のバッターがちょっと状態がみんな上がってないんでね。何とかやりくりしたいんやけど。まあ考えます」と打順、メンバーを含めたオーダーの変更を示唆。24日からの3連戦(東京ドーム)で再び対決が予想される天敵のエース右腕を、次こそは打ち崩したい。

 ▼井上ヘッドコーチ 主導権を握る握らないで、ある意味楽に投げさせてしまったかなと。初回にああやって先制したのにも関わらず、その後ビッグイニングで楽に投げさせてしまったのは、ちょっとやっぱり言い訳になってしまうけど。あっちが崩すというか、楽に投げる要素を作ってしまったのはこっちだから。そこは次はそういうことがないように、それを念頭にやらないといけない。

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