遙人のために! 阪神・岩崎8回1イニングをピシャリ 同郷“弟分”の今季初勝利を強力アシスト

[ 2021年9月19日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1ー0中日 ( 2021年9月18日    甲子園 )

<神・中(17)> 試合に勝利し、阪神・岩崎(左から2人目)は高橋の肩をなでる(撮影・後藤 大輝)
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 8回から2番手で登板した阪神・岩崎は、1回無失点。最少リードを守り、同じ静岡出身の後輩・高橋の今季初勝利を強力アシストした。

 「しっかり抑えられて勝ちを付けることができて良かったです」。先頭の高橋周にこそ中前打を浴びたが、1死一塁から木下拓、A・マルティネスを連続三振に仕留めガッツポーズ。年始には合同自主トレも行う“弟分”の前で、打たれるわけにはいかなかった。

 仲良しコンビだ。高橋の打席登場曲は「崖の上のポニョ」(藤岡藤巻と大橋のぞみ)。“選曲犯”容疑を掛けられた左腕は「違わないけど違います」とニヤリ。「この前流れた時は雰囲気的に(劣勢の展開で)失敗だったので。今日はホッとしています、こちら側としては」と違う意味でも胸をなで下ろした。

 7回無失点と好投した後輩に「よく頑張ったんじゃないかなと。またやってくれるでしょう」と岩崎。もちろん次も、全力アシストするつもりだ。(須田 麻祐子)

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2021年9月19日のニュース