楽天・島内 決勝18号2ラン 打点リーグトップ“独走”の勝負強さ発揮でソフトバンク撃破

[ 2021年9月19日 16:14 ]

パ・リーグ   楽天4―2ソフトバンク ( 2021年9月19日    楽天生命 )

<楽・ソ>7回2死三塁、勝ち越しの右越え2ランを放った島内(左)はチームメートに出迎えられる(撮影・尾崎 有希)
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 3位・楽天は19日、本拠で4位・ソフトバンクに4―2で勝利。2―2の7回、島内宏明外野手(31)が決勝18号2ランを放ち勝利に貢献。チームが好機であと一本が出ない展開が続くなか、85打点とリーグ打点ランキングトップ独走の勝負強さを見せつけた。

 先発の岸は初回以外、2回から6回まで得点圏に走者を背負う苦しい内容ながらも2失点。6回、2死一、三塁から代打・松田に外角低めのカーブを捉えられ、技ありの右線適時二塁打を浴び2―2の同点になったところで降板した。

 打線は2回、相手先発の石川が制球を乱し、1死満塁から辰己が押し出しとなる死球を受け1点を先制。なおも1死満塁のチャンスだったが炭谷が二ゴロ併殺打に倒れ追加点とはならず。だが炭谷は5回、“汚名返上”とばかりに左翼スタンドに3号ソロを放ち、勝ち越しに成功。炭谷は同点に追いつかれた6回にも2死満塁のチャンスで打席に立ったが、2番手・甲斐野から空振り三振に倒れた。

 同点の7回には3番手・岩崎を攻め2死三塁のチャンスで4番手・島内が値千金の18号2ラン。2球目、真ん中高め154キロのストレートを捉えると、打球はグングンと伸び右翼スタンドまで届いた。

 リリーフ陣は3番手の西口が7回、4番手の宋家豪が8回を無失点。9回は5番手・酒居が3者凡退で締め3セーブ目。3番手の西口が4勝目を手にした。

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