ヤクルト 3連勝で今季最多タイ貯金12 村上の最年少100号到達弾など投打かみ合い首位猛追

[ 2021年9月19日 20:59 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー1広島 ( 2021年9月19日    神宮 )

<ヤ・広>初回1死、村上は通算100号となるソロホームランを放ち、ナインの出迎えを受ける(撮影・森沢裕)
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 首位阪神を2・5ゲーム差で追いかける2位・ヤクルトは19日、本拠で最下位・広島を5―1で下し3連勝。村上宗隆内野手(21)がプロ野球史上最年少で100号に到達となる35号ソロを放つなど、投打がかみ合い貯金を今季最多タイ12に伸ばした。

 打線は初回、無死一塁から青木が5号先制2ランを放つと、4番・村上にも特大の一発。村上は相手先発の高橋昴から3球目の甘く入ったカットボールを捉え、右翼スタンドに35号ソロ。プロ野球史上最年少21歳7カ月での通算100号に到達し、清原和博(西武)が89年6月4日のダイエー戦で到達した21歳9カ月の100号年少記録を32年ぶりに塗り替えた。

 さらに4回には前日サイクル安打を達成した塩見が1死三塁から中前適時打を放ち追加点。好調の塩見はこれで4試合連続マルチ安打。8回も1死二塁のチャンスで中前適時打を放ち、2試合連続の猛打賞となった。

 先発の原は毎回走者を背負いながらも6回8安打1失点で2勝目。2番手・今野は7回1死一、二塁とされるも西川を空振り三振、鈴木誠を見逃し三振に打ち取り無失点。8回は3番手・清水が3者凡退、9回は4番手・石山が無失点で締めた。

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