京産大の勝村監督が今年度末で退任 オリックス・平野ら指導

[ 2021年9月8日 15:54 ]

京産大・勝村法彦監督
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 関西六大学野球連盟に所属する京産大は8日、勝村法彦監督(64)が今秋のリーグ戦をもって退任することを発表した。後任は未定。外部指導者としての契約は今年度末の3月31日まで残っている。

 勝村氏は平安(現龍谷大平安)から京産大、丸勝を経て01年9月、母校監督に就任。メジャーリーグでも活躍した平野佳寿(現オリックス)をはじめ、光原逸裕(元オリックス、現京産大コーチ)、岩橋慶侍(元ヤクルト、現オリックス打撃投手)とプロに進んだ選手も指導した。春秋を通じてリーグ優勝9回、全国大会出場5回の実績を誇る。今秋開幕前までの通算成績は480戦282勝191敗7分。11日には今秋ドラフト候補の北山亘基(4年=京都成章)を擁し、ラストシーズンの初戦を迎える。

 同氏は大学を通じ「母校である京都産業大学で長い間監督を務めることができ、多くの選手と出会えたことを大変幸せに感じるとともに、選手や卒業生、関係者の皆さまに感謝の思いでいっぱいです。最後のシーズン、少しでも長く選手達と野球ができるように最後まで全力でやり切ります」とコメントした。

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2021年9月8日のニュース