巨人・ビエイラが7、8月月間MVP 12試合を無失点「努力は才能を上回ると常に思っている」

[ 2021年9月8日 13:00 ]

巨人ビエイラ
Photo By スポニチ

 巨人のチアゴ・ビエイラ投手(28)が、7、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。登板した全12試合で無失点、防御率0・00で9セーブを挙げた。来日2年目での初受賞に「率直に言ってうれしい気持ちでいっぱいです。これだけ素晴らしいシーズンを毎年経験できるものではないと思うので、一生懸命プレーしてやっていきたいと思います」と喜んだ。

 8月13日の中日戦(東京ドーム)では日本球界最速を塗り替える166キロをマーク。同月31日のヤクルト戦では外国人投手記録の31試合連続無失点を記録し、その後に32試合連続まで伸ばした。進化を続ける剛腕は、好調をキープできた要因に「一番大事なのは準備、調整というところ。特に昨シーズンは時間も少なかったですし、気持ちの面でしっかり準備をしていく」と話した。

 さらに、食事や生活面についても「自分の体をしっかり知って、どういったものを食べればどういった影響があるかだとかそういう知識を持って、食べるべきものを食べて、そしてよく寝る。こういうことを気にしてやってます」と語った。

 今季途中から守護神を務め、ここまで16セーブをマーク。チーム内の誰もが認める練習熱心な右腕は終盤戦に向け「素晴らしいチームなのは間違いないし、やっぱり努力は才能を上回ると常に思ってます。最後は必ず日本シリーズに出るということを信じてやっていきたい」と力を込めた。 

続きを表示

2021年9月8日のニュース