オリックス由伸が7・8月度の月間MVP受賞「何とかチームの力になろうと…それが結果に」

[ 2021年9月8日 13:28 ]

オリックスの山本由伸
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 7・8月度「大樹生命月間MVP賞」が8日、発表され、パ・リーグ投手部門はオリックスの山本由伸投手(23)が選出された。4試合に登板して4勝、防御率0・84の好成績を残し、6月に続いて今季2度目、通算3度目の受賞となった。

 特に8月は2試合連続完投勝利と圧倒的な成績を残した。金メダルに貢献した東京五輪の疲れも見せず、8月20日の西武戦で1失点完投し、自身初の2桁勝利に到達すると、27日のソフトバンク戦では今季2度目の完封勝利を挙げた。

 会見で山本は「最近調子もすごく良いところで安定しているのでうれしい」と喜びを語り「チームも良い順位にいて、何とかチームの力になろうと毎試合やっている。それが結果につながって勝ち星もついている。五輪が終わってからしっかり気持ちの切り替えをしてシーズンに戻れたのが良かった」と好調の要因を分析した。

 チームは96年以来の優勝へ向け好位置に付けている。エースとして「大事な試合が続くので毎試合勝てるように全力で頑張りたいと思う」と決意を示し、現在リーグトップにつけている最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振などのタイトルについても「シーズンが終わったときにしっかり一番で終われるといいが、とにかく1試合、1試合、一日一日を大事にやっていけたら」と意欲を見せた。

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2021年9月8日のニュース