中日 球団最多「単打のみ16安打」で広島・森下攻略も 9回4点差守れずサヨナラ負けで5位転落

[ 2021年9月8日 05:30 ]

セ・リーグ   中日7ー8広島 ( 2021年9月7日    マツダ )

<広・中>9回、サヨナラ負けにガックリとベンチに戻るR・マルティネス(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 中日が予測不可能な結末で5位に転落した。4点リードの最終回に守護神のR・マルティネスが、まさかの大炎上。痛恨のサヨナラ負けに与田監督は「見ての通り。こういうことも、たまにはある」と努めて冷静に話した。

 “猛攻”も勝利には結びつかなかった。4回1死、高松の中前打からチームとして放った16安打は全て単打。10年9月2日広島戦の「単打のみ15安打」を上回る2リーグ制以降の球団最多記録となった。打線は広島先発・森下をつながりで攻略し、着実に得点を重ねた。指揮官も「良く点を取ってくれた」と認める攻撃力だった。

 8日の結果次第では4位復帰と今季初の最下位の、両方の可能性がある。状態が上向きの打線で、連夜の転落は阻止する。(桜井 克也)

続きを表示

2021年9月8日のニュース