中日 死力の今季11度目ドロー ビシエド弾で今季2度目のヤクルト3連戦3連敗免れる

[ 2021年7月4日 17:30 ]

セ・リーグ   中日3ー3ヤクルト ( 2021年7月4日    バンテリンD )

<中・ヤ(14)>8回無死一塁、中日・ビシエドは同点となる右越え2ランホームランを放つ(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日が終盤に粘りを見せ、試合をリーグ最多11度目の引き分けに持ち込んだ。

 0―2の6回無死、三ツ俣がヤクルト2番手・星の145キロ直球を捉え、右翼ポール際に2014年9月21日阪神戦(甲子園)以来、通算2本目の本塁打を記録。伏兵の一発でチームは活気付き、1―3の8回無死一塁、ビシエドが右越えに同点の13号2ランを放った。

 連敗中の悪循環を断ち切るために与田監督は動いた。スタメンを大幅に変更。移籍後始めて加藤翔を1番、大島を今季始めて3番に起用。調子を落としている高橋周を7番に入れた。

 敗れていれば、ヤクルトに対して今季2度目の3連戦3連敗となり、6連敗で借金は今季最多を更新する11となっていた。負けなかった事実をプラス材料に、総力で浮上を狙っていく。

続きを表示

2021年7月4日のニュース