今春創部の光英VERITAS オール1年生で初陣勝利 延長12回8連打!小菅主将「全員で戦った結果」

[ 2021年7月4日 15:15 ]

全国高校野球選手権千葉大会1回戦   光英VERITAS9―4国府台 ( 2021年7月4日    浦安市運動公園 )

<光英VERITAS・国府台>延長12回1死一、三塁、光英VERITAS・高橋琉が右越え適時三塁打を放つ(撮影・郡司 修)
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 今春に創部したばかりの光英VERITASがオール1年生で初陣を飾った。

 5回までに2点を先行したが追いつかれ、3―3のまま延長戦に突入。12回1死一、三塁の好機に途中出場したエース・高橋琉輝(1年)が右中間を破る2点三塁打で勝ち越し。続く小菅竜樹主将(1年)も右前タイムリーで加点した。さらに2死一、二塁と攻め、3番・大堀優青(1年)がレフトオーバーの2点二塁打。4番・清宮宙知(1年)まで怒濤(どとう)の8連打で6点を奪い、試合を決めた。

 「VERITAS」はラテン語で「真理」を意味する。聖徳大学付属女子高が共学となり、今年4月に校名変更。1期生として26人(マネジャー2人)が野球部員となり、夏の大会に初参加した。練習試合は23試合をこなしたが、3勝20敗と、3年生中心の学校には歯が立たなかったが、必死に練習に取り組んだ。小菅竜樹主将(1年)は「集中力を切らさずにできた。全員で戦った結果。次も頑張りたい」と胸を張った。

 前日まで3日連続で雨天順延となり、この日も雨で試合開始が2時間以上、遅れてプレーボールがかかった。待ちに待った初の公式戦だった。船橋東などの監督を歴任した舘野文彦監督は「まぐれです。延長は想定していなかった。力以上のものが出た」と、3時間を超える激闘を制した選手たちを称えた。(川島 毅洋)

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2021年7月4日のニュース