大谷翔平 2度の申告敬遠 一塁ベース上で苦笑 2回2死三塁&6回2死三塁で打たせてもらえず

[ 2021年7月4日 13:04 ]

ア・リーグ   エンゼルス4―1オリオールズ ( 2021年7月3日    アナハイム )

オリオールズ戦の6回、この日2度目の申告敬遠に苦笑するエンゼルス大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は3日(日本時間4日)、本拠地アナハイムでのオリオールズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。好機に打席が回ってきたが、2度申告敬遠されるなど3四球で2打数無安打だった。チームは4―1で勝利し、3連勝で勝率を5割に戻した。

 初回無死一塁の第1打席はオ軍の先発右腕ロペスから四球、2回2死三塁の第2打席は申告敬遠。5回無死の第3打席はニゴロに倒れ、リリーフ右腕プルッコと対戦した6回の第4打席も申告敬遠された。一塁ベース上では苦笑を浮かべる姿も見られた。これで申告敬遠は今季5個目となった。1試合に2つの敬遠は自身初で、球団では20年8月30日のトラウト以来。トラウトは1試合の複数敬遠が8度。トラウトを除けば15年6月18日のプホルス(現ドジャース以来)。8回1死の第5打席は右腕マットソンと対戦し右飛だった。

 試合前、ジョー・マドン監督は、オンライン会見で、大谷の次回登板が6日(日本時間7日午前10時38分開始)の本拠地レッドソックス戦になることを明らかにした。球宴前最後の登板になるという。前回登板の6月30日の敵地ヤンキース戦では2/3回を投げ2安打5四死球、7失点で降板しており、雪辱を期すマウンドで日米通算50勝目を目指す。

 前日2日(同3日)の同カードでは「2番・DH」で先発出場し、29、30号本塁打を含め4打数2安打3打点で、サヨナラ勝ちにつながる走塁も見せ、1919年にベーブ・ルースが記録した年間10試合以上登板の投手として最多の29本塁打を102年ぶりに更新した。通算打撃成績は76試合で271打数76安打66打点、30本塁打、12盗塁で打率・280となっていた。

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