巨人・メルセデス「ゼッタイ、ユウショウ、イキマス!」 6回途中無失点、今季5度目登板で早くも4勝目

[ 2021年7月3日 21:24 ]

セ・リーグ   巨人3 ―1DeNA ( 2021年7月3日    神宮 )

<D・巨(11)>4勝目を挙げたメルセデスはダブルピースで笑顔を見せる (撮影・森沢裕)
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 巨人の来日5年目左腕、C・C・メルセデス投手(27)がDeNA戦(神宮)でリリーフをあおぎながらも6回途中6安打無失点。今季5度目のマウンドで早くも4勝目(1敗)をマークした。

 初回から3イニング連続で先頭打者に安打されたが、相手の拙攻にも助けられて5回まで無失点。6回、ソトに左翼線二塁打されて2死二、三塁とされたところで降板したが、2番手右腕・田中豊が続く代打・伊藤光を6球で遊ゴロにピシャリ。その後も鍵谷、高梨、デラロサ、ビエイラの継投で相手の反撃を1点にしのいで逃げ切った。打線は3回に丸、岡本和の3、4番コンビが2者連続アーチ。4回には北村も一発を放ち、ソロ本塁打3本で援護した。

 試合後、ヒーローインタビューに臨んだメルセデスは4勝目を祝福されると「アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつ。3回に出た丸、岡本和の2者連続弾に「味方打線がいい形で得点してくれて非常に自分も助かりましたし、それ以降の試合展開を考えても非常に得点は良かったと思います」と感謝し、「丸選手、岡本選手、北村選手のおかげで、それ以降のイニングはもっともっとアグレッシブなピッチングができたと思いますし、彼らのおかげで試合にも勝つことができたと思います」と言葉を重ねた。

 3―1と2点リードで迎えた最終回は、6番手右腕・ビエイラがマウンドへ。2死一塁で3番・佐野の飛球は一瞬“あわや”と思わせる快音を残したが、センターの丸がしっかり捕球してゲームセット。「打球を見ている時はちょっと緊張した。ホームランだと打った瞬間、思ったのでちょっと不安だったんですけど」と苦笑いを浮かべつつ「丸選手が捕ってくれてホッとしました」とうれしそうで「ゼッタイ、ユウショウ、イキマス!」と流ちょうな?日本語で締めくくった。

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2021年7月3日のニュース