【大谷と一問一答】本塁打王に意欲「積み重ねてそうなれば。高い目標」 知名度上昇も実感「声援は嬉しい」

[ 2021年7月3日 09:06 ]

オリオールズ戦前にオンライン会見に臨む大谷

 大リーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、6月の月間MVPを発表し、ア・リーグ野手部門で自己最多の月間13本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平投手(26)がメジャー4年目で初めて選出された。大谷は打者で25試合に出場し、打率・309、23打点、4盗塁。投手では5試合で2勝0敗、防御率4・94と、投打二刀流で活躍した。

 以下、本拠地オリオールズ戦前の主な一問一答。

 ――6月の1カ月間は何が良かったから良い成績が出たと自己分析しているか。
 「6月の上旬もそこまでその本塁打も出ていなかったですし。もちろん良い状態ではないという感じだったんですけど、徐々に徐々に上がったいったのが後半だったので、たまたまそういう月のあたりだったのかなという感じではあるかなとは思うので。ここからもう1回、仕切り直してもう半分、シーズンの半分頑張りたいなと思います」

 ――オールスター戦にファン投票で選出された。知名度が上がったと実感するか。
 「声援をもらうことは多くなったなと個人的に思っています。気分良く打席に入れるかなと思うので、そういう声援は嬉しいかなと思います」

 ――DHでのスタメン出場は決まっているが、投手としても出たい気持ちがあるか。
 「決められる状況がないので。今までないですし。選手はいい意味でも悪い意味でも“駒”だと思っている。言われたところで精いっぱい頑張りたいなと思います」

 ――メジャーのオールスター戦のファン投票に投票したことはあるか。
 「投票したことはないですね。見たことはもちろんあります」

 ――オフに取り組んでいた今の活躍につながっている部分。
 「技術的なところというよりはやっぱり左足の使い方とか。去年、手術明けであんまり力が入っていなかったので、そこもう1回重点的にやろうかなと思ってやっていました」

 ――本塁打王のタイトルはターゲットになるか、ならないか。
 「ターゲットになるならないはないですけど、もちろん積み重ねてそうなれば一番いいと思いますし。高い目標にしていますし。ただまだ20後半(28本塁打)なので。本塁打王争いになってくれば40本、50本打たないといけないですし、まだ30本にもいっていないですし、1本1本の積み重ねかなと思います」

 ――オールスター戦で覚えている試合。
 「やっぱりイチローさんの出てる試合かなとは思いますね。そこメインでみんな見ていたと思いますし。数多く映る場面が多かったので。ちょうど野球やっぱり一番楽しい時期だったと思いますし見ていたかなと思います」

 ――そのイチローさんはオールスター戦でMVPを獲得したこともある。改めて意気込みは。
 「結果もそうですし、まずは雰囲気自体をしっかりと楽しんでプレーしたいと思っています」

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2021年7月3日のニュース