大谷翔平　2打席連発30号逆転2ラン！両リーグトップ独走　松井秀喜が持つ日本人最多31号にあと「1」

ア・リーグ   エンゼルスーオリオールズ （ 2021年7月2日    アナハイム ）

4回に逆転2ランを放って吠える大谷（AP）
Photo By ＡＰ

　エンゼルスの大谷翔平投手（26）が2日（日本時間3日）、本拠地でのオリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席で29号、第3打席で2打席連発となる30号本塁打を放った。

　第2打席は4点ビハインドの3回先頭で、オリオールズ先発の左腕・アキンが投じた内角高めへの初球を右翼席に運んだ。両リーグでは、この日2位のブルージェイズ・ゲレロが27号を放ったが、3本差をつけて突き放した形。これで直近7戦7発となり、独走態勢となった。

　第3打席は1点を追う4回、オリオールズの2番手右腕・テートの投球を外角直球をとらえ、逆方向となる左翼席へ運んだ。

　初回の第1打席は二飛だった。

　これで松井秀喜（ヤンキース）が04年に記録した日本選手最多31本塁打にあと1本と迫った。

　大谷は1日（同2日）、オールスター戦にDH部門で初選出。さらに、この日の試合前には6月度のア・リーグ野手部門で月間MVPに選出された。自身初の月間MVPで日本人野手の月間MVP獲得は04年8月のイチロー（マリナーズ）、07年7月の松井秀喜（ヤンキース）に続き3人目となった。