マリナーズ・雄星5連勝、ゲレロ併殺斬りで今季11度目QS あるぞ大谷と花巻東コンビで球宴選出

[ 2021年7月3日 02:30 ]

ア・リーグ   マリナーズ7-2ブルージェイズ ( 2021年7月1日    バファロー )

〈ブルージェイズ・マリナーズ〉6勝目を挙げた菊池(AP)
Photo By AP

 大谷が球宴初選出を果たした日に、マリナーズの菊池も好投で球宴初出場の可能性が膨らんだ。

 7回を1失点に抑え、メジャーで自身初の5連勝で自己最多に並ぶ6勝目。クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)は今季15度の先発で11度目と安定感は抜群だ。菊池自身は「僕ができることは何もない。次の登板に向けて自分ができることに集中したい」と話したが、選手間投票などで選出されるか注目される。

 直球は最速98.8マイル(約159キロ)を計測し、大谷と本塁打王争いを繰り広げるゲレロも封じ込んだ。6回1死一塁ではスライダーで遊ゴロ併殺に仕留めるなど2打数無安打1四球。外野にすら飛ばさせなかった。

 スコット・サービス監督は試合前に「オールスターで投げるに値する」と評し、試合後も「菊池自ら私の発言を後押ししてくれた」と笑顔だった。球宴の投手は4日(日本時間5日)に発表される。「米国に来てから一番いい状態」と胸を張る30歳左腕が、花巻東の後輩に続く可能性はある。

続きを表示

2021年7月3日のニュース