西武・栗山がベテランらしい読みで勝ち越し適時打

[ 2021年6月8日 19:39 ]

交流戦   西武―DeNA ( 2021年6月8日    メットライフD )

<西・D(1)>4回無死一、二塁、栗山は勝ち越しタイムリーを放つ (撮影・森沢裕)
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 一挙6点。ベテランの冷静な読みから西武の猛攻は始まった。

 1―1の3回。無死一、二塁の好機で、打席の栗山は積極的に初球を狙った。2人の走者はいずれも四球で出塁していた。「四球の後の初球」の鉄則。チェンジアップを狙い打ち、痛烈な打球が一塁手の横を抜ける。勝ち越し適時打にスタンドが沸いた。

 「しっかりつなごうと思って打席に入った。良かったです」。3試合連続で4番に入り、この適時打で通算2000安打まで残り39本。同時に交流戦での308安打は新井貴浩(広島)を抜いて単独3位に浮上した。20年目のベテランはあ「これからも、もっと数多く積み重ねていけるよう頑張る」と力強かった。

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2021年6月8日のニュース