阪神・矢野監督 野村克也氏追悼試合に特別な思い「球界の歴史を俺らも残していきたい」

[ 2021年6月8日 05:30 ]

00年、春季キャンプのミーティングで野村監督(左)の話を聞く阪神ナイン

 阪神は7日、甲子園で29日に開催予定のヤクルト戦を、昨年2月11日に84歳で死去した元監督の野村克也氏の追悼試合として行うと発表した。当日は野村氏の誕生日でもあり、監督を務めた両軍が対戦。教え子の一人である矢野監督も、改めて特別な思いを明かした。

 「貢献度というか、野球界にもたらしたものは、とんでもなく大きなものがあるという敬意があってこその試合。球界の歴史というか、そういうものを俺らも残していきたい」

 神宮で開催された3月28日の両軍の試合も追悼試合として実施されたが、今回は阪神主催で舞台が整えられる。当日はセレモニーとして試合前に球場内のビジョンで追悼映像を放映し、黙とうをささげる。球場正面入り口や球場外周にある「ミズノスクエア」には野村氏の肖像パネルを掲出。また試合開始2時間後までの入場者には、野村氏の名言を語録集にした「野村ノート」をプレゼントする。

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