阪神・青柳 勝ち越し許して6回3失点で降板 巨人への雪辱かなわず

[ 2021年4月21日 20:07 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2021年4月21日    東京D )

<巨・神(5)>6回2死一、二塁、吉川尚に左前適時打を浴び、勝ち越しを許す青柳(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神先発の青柳は中盤6回に勝ち越しを許し、6回9安打3失点と粘れず降板。もうひと踏ん張りのところまで来ていただけに悔やまれる。

 2点の援護をもらい、初回は3者凡退に抑え、好スタートを切ったが、2回は先頭の岡本に初球のシンカーを左中間席に運ばれ、1点を返されると、2―1の4回1死から再び、岡本に左中間ソロ本塁打を浴びて同点とされた。2―2の6回は先頭の岡本に内野安打を許すと、香月は犠打で1死二塁。続く重信にも二塁内野安打を打たれ、1死一、三塁から大城を投ゴロ。2死一、二塁となり、ここを何とか踏ん張りたかったが、吉川尚に左前適時打され、勝ち越しを許した。

 当初は17日のヤクルト戦に登板予定だったが、中止に伴い、前回から中10日に変更となった。「行けと言われたところで行くだけ。先に点を取られないのもそうですけど、何とか最少失点で抑えたい」。昨季は巨人戦3戦3敗と苦戦を強いられた。その雪辱を果たすべく敵地のマウンドに上がったが、勝負所で粘りきれず、唇を噛みしめた。

続きを表示

2021年4月21日のニュース