痛快G倒に「ハッピーハンズ」がよく似合う 阪神・サンズが6号ソロ「援護できて良かった」

[ 2021年4月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神10ー5巨人 ( 2021年4月20日    東京D )

<巨・神>6回無死、阪神・サンズは右中間ソロホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 ハッピーハンズも忘れちゃ困る。東京ドームの大花火大会に、阪神・サンズも加わった。6回の先頭で、無安打投球を続けていた巨人のドラフト1位平内の146キロを右中間スタンドにたたき込んだ。6号ソロで初のクリーンアップそろい踏みだ。

 「ニシが粘り強く投げてくれていたし、相手もすごく強いから、援護することができて良かった。これからも打っていきたいね」

 安定した打撃を開幕から持続している。本塁打で4試合連続安打となり、リーグ2位タイの17打点はトップのDeNA・牧と1差。勝負強さは健在だ。

 チームに合流したロハスとは韓国リーグ時代に意気投合。昨年の日米複数球団による争奪戦でも「タイガースはいい球団だ」というサンズの言葉が決め手になり、入団会見でロハス自ら「何かサンズにプレゼントしてほしい」と球団に注文を出したばかり。仲が良くても、これからは競争相手。虎の先輩として気合が入った一撃だった。(鈴木 光)

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