日本ハム・ドラ1伊藤 7回3失点10Kの好投!プロ4試合の先発で念願のプロ初勝利の権利を持って降板

[ 2021年4月21日 20:38 ]

パ・リーグ   日本ハムーロッテ ( 2021年4月21日    ZOZO )

7回2死一塁、岡を三振に斬った伊藤は気合いの雄叫びを上げる(撮影・西川祐介)
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 日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23)が21日のロッテ戦に先発登板し、7回3失点の好投でプロ初勝利の権利を持って降板した。

 好投するもなかなかプロ初勝利が挙げられず迎えたプロ4試合目の先発登板となった伊藤。初回は先頭の荻野を左飛で打ち取ると続くマーティン、中村奨から2者連続で空振り三振を奪った。2回は先頭の安田を左飛で打ち取り、続くレアードから見逃し三振を奪った。2死走者なしから山口に四球を与えてこの試合初の出塁を許すが、続く藤岡を左飛に打ち取った。

 3回は先頭の田村から空振り三振を奪い、太田を右飛で打ち取り、荻野を遊ゴロで打ち取り三者凡退に抑えた。味方が先制に成功して1―0で迎えた4回は先頭のマーティンから空振り三振を奪い、続く中村奨を遊直で打ち取った。2死走者なしで安田から150キロのストレートで見逃し三振を奪い、プロ野球新人記録である80年木田勇(日本ハム)の23連続イニング奪三振に並んだ。

 味方の援護があり4―0で迎えた5回は先頭のレアードに中前打を打たれてこの試合初安打を許したが、続く山口を併殺打で打ち取った。2死走者なしで藤岡を中飛で打ち取り、プロ初登板から続いた連続イニング三振記録は「23」でストップしたが無失点に抑えた。

 5―0となった6回は先頭の代打・菅野に左前打を打たれるが、岡から空振り三振を奪い、荻野を三ゴロで打ち取るとマーティンをフルカウントから148キロのストレートで空振り三振を奪ってグラブを叩いてガッツポーズを見せた。

 7回は先頭の中村奨に四球を許すと続く安田に1発を浴びて2点失った。ピンチは続き2死三塁で代打・角中に中前適時打を浴びてさらに1点を失った。続く岡からこの試合10個目となる三振を奪った瞬間に吠えてこの回を抑えた。

 伊藤は、プロ最多投球となる119球を投げて7回5安打3失点10奪三振でマウンドを降りて8回から2番手の井口にマウンドを譲った。

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