エンゼルス・大谷、本塁打確信も届かず大飛球「結果以上に内容は凄く良かった」

[ 2021年4月21日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス4ー6レンジャーズ ( 2021年4月19日    アナハイム )

試合前、レンジャーズ・有原(手前)と言葉を交わすエンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷はバットを放り投げ、本塁打を確信していた。4回に有原から放った大飛球。最後に失速し「(本塁打だと)思いましたね。(風で)戻されたというのが率直な感想。当たり的には今季の中でも良い」と悔しがった。

 一方で、初回の一ゴロ併殺に続いて鋭い当たりを飛ばしたことには「振る球はしっかり振っていけた。結果以上に内容は凄く良かった」と納得している様子だ。試合前にはブルペンに向かう有原と談笑し「試合前だからといって変にピリつくことはない」。打席に入れば、先輩との真剣勝負を純粋に楽しんだ。

 休養日を挟まず、20日(日本時間21日午前10時38分開始)のレンジャーズ戦で先発として復帰登板を果たす。右手中指マメの状態を考慮して球数は75球程度の予定で、投打同時出場はしない。「一番は点を与えないこと」。18年5月20日のレイズ戦以来1066日ぶりの白星をつかむべく、役割を全うする。

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