ヤクルト1位・木沢 頭脳派の片りん 「伸びる球筋を出すため」マウンド後方から投球

[ 2021年2月4日 05:30 ]

ブルペンで投げ込むヤクルトのドラ1木沢(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトのドラフト1位・木沢(慶大)がキャンプ2度目のブルペン入り。座った捕手を相手に直球のみ33球を投げ込み、クレバーさを見せた。

 初日以来2日ぶりのブルペン。まずマウンド2、3メートル後方から力強いボールを投げ込んでから、マウンドに上がった。「(投本間の)18.44メートルで威力が落ちることなく、しっかり伸びていく球筋を出すために」と説明。実戦を想定してけん制の練習も行った。

 キャンプでは肩、肘、手が同じ軌道上を通るように意識付けするため、バレーボールを使って練習。また「しっかり下から運動連鎖の順番でないと、きれいなジャイロ回転がかからない」とアメフトのボールでキャッチボールをする姿も。高津監督も「自分の考えをしっかり持っている」と1年目とは思えぬ意識の高さにうなずいた。

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2021年2月4日のニュース