阪神ドラ2伊藤将、初フリー登板で大山、中谷を抑えて猛アピール

[ 2021年2月4日 11:45 ]

初のフリー打撃でアピールした阪神・伊藤将(右、左は佐藤蓮、撮影・坂田 高浩)
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 阪神の沖縄・宜野座キャンプで4日、ドラフト2位・伊藤将司投手(JR東日本)が初めてフリー打撃に登板。実戦スタイルの投球に臨んだ。いきなりチームの中心打者・大山を打席に迎えたが、臆することなく、気持ちの入った投球を展開。中谷と合わせ、30球を投げ、ヒット性は1本と能力の高さを発揮した。

 ブルペンで受けたことがある梅野が「和田さんとか、後ろで(左手が)隠れるのが長くて、ピュッてくるから。打たされたり、差しこまれたりできるタイプ」とソフトバンク・和田を連想させる腕の出どころの見づらいフォームと表現した通り、左手を隠すようにグラブをはめた右手を大きく上げる独特のスタイルで存在感を示した。球種が豊富で阪神の先発左腕にはいないタイプ。紅白デビューにも大きく前進した。

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2021年2月4日のニュース