阪神・藤川球児SA 3年目・斎藤に熱血40分の初指導 身ぶり手ぶり交え投球チェック

[ 2021年2月4日 05:30 ]

<阪神宜野座キャンプ>   ブルペンで斎藤(右)を指導する藤川SA(左は福原コーチ)        
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 今春キャンプに初日から同行していた阪神の藤川球児スペシャルアシスタント(SA=40)が“初指導”した。ブルペンで投球練習中の3年目・斎藤をつかまえると身ぶり手ぶりを交えて真後ろや斜めなど角度を変えて全方位からチェック。土をならすトンボで本塁へ向かって線を引いて踏み込む左足を真っすぐに、投げ終わった後は顔が捕手と正対するよう指示した。

 気がつけば約40分にも及び、斎藤の投球数も当初予定を相当超える120球に到達。藤川SAの取材対応はなく、斎藤が内容を明かした。

 「体が投げる方向に向かっていないから力を出す方向がずれていると言われました。自分では気づいていなかった。最初はちょっと難しかったですが(途中から)納得してきて投げ切れた。こんなに数を投げる予定はなかったんですが、勉強になりました」。4日の紅白戦で2イニングに登板予定で、さっそく成果を試すつもりだ。

 藤川SAは斎藤の球を受けていた新人捕手の栄枝にも「(際どいコースは)もう半分中に入れないとストライクを取ってくれないよ」と助言を送っていた。

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2021年2月4日のニュース