巨人・岡本和 菅野のメジャー挑戦「見てみたかった」も投打の柱共闘へ「迷惑かけない」

[ 2021年1月9日 05:30 ]

自主トレを行った岡本(球団提供)
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 4番がエースと共に頂点を目指す。巨人・岡本和が、都内のトレーニング施設で自主トレを公開。リモート取材に応じ、残留が決まったエース菅野について語った。

 「後ろを守らせてもらっていて、どれだけメジャーでできるんだろうというのを見てみたかった気持ちもあります」と素直な気持ちも見せつつ、再び共にチームを背負う立場に、気持ちを新たにした。「今年も一緒にプレーさせてもらえるのはうれしく思います。迷惑をかけないように頑張ります」とリーグ3連覇と悲願の日本一奪回への共闘を誓った。

 この自主トレのテーマは「基本に忠実」を掲げた。昨季は31本塁打、97打点で自身初の打撃2冠も「全てにおいてまだまだ。やることが全部多い」と満足はしていない。課題についても「強化するというものはあまりなくて、基本ができての応用だと思うので、まずはもう一回、芯になるものを」と地道な練習を基に、さらなるレベルアップを目指す。

 年末年始は「家でずっとテレビを見ていました」とステイホームで過ごした。昨季も本拠地の登場曲で使用するなど大ファンである、サザンオールスターズのオンラインライブで年越し。今季も「(登場曲で)かかると思います。僕が1軍にいれば」と冗談めかしながら、継続して使用することを明かした。

 僅差で逃した三塁のゴールデングラブ賞が「一番の目標」と守備の名手の吉川との合同自主トレでは守備に懸命に取り組む。9月29日の広島戦(マツダ)では自身の失策でピンチを招き、開幕12連勝のプロ野球記録(当時)が懸かっていた菅野に負担をかけた。「僕は基本的にバッティングより守備。もっと練習しないといけない」と意気込む。

 「チームとして絶対目指していく」という9年ぶりの日本一奪還へ。投はエース菅野、打は4番・岡本和が引っ張る。(小野寺 大)

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