虎ルーキーの兄貴分だ 阪神ドラ2伊藤将は最速1軍デビューを目指す

[ 2021年1月9日 05:30 ]

<阪神自主トレ> キャッチボールする伊藤将(撮影・大森 寛明)
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 後輩たちを背中で引っ張る。阪神のドラフト2位・伊藤将(JR東日本)は6位・中野(三菱自動車岡崎)と並び、新人最年長の24歳。先輩として、「先頭」に立つ覚悟を口にした。

 
 「まずは自分が先頭を走って、1軍でしっかりプレーできるところを早く見せられるよう頑張っていきたい」
 
 目指すは新人投手陣で、最速の1軍デビュー。即戦力左腕として期待される実力を発揮して先陣を切り、道を切り開く構えだ。
 
 この日は鳴尾浜球場で自主トレ。「自分からやろうと声をかけました」と新人最年少で唯一の高卒である7位・高寺(上田西)をキャッチボール相手に誘うなど「兄貴分」としても頼れる背中を示した。「(新人で)高卒は1人ということもあるので、そこは自分からどんどんコミュニケーションを取れたらと思います」。後輩への気配りも欠かさない。
 
 「自分も未熟な部分があると思うのでプロ野球のことをいろいろ教えてもらいたい」。初対面した青柳らともあいさつをかわした。貪欲な向上心で、1軍での飛躍を期す。(須田 麻祐子)

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2021年1月9日のニュース