巨人元木ヘッド　菅野残留に「嬉しい」　松原には「レギュラー引きずり下ろすくらい」

大阪府内でトークショーに出演した巨人・元木ヘッドコーチ（右）と司会を務めたものまね芸人・あれ慎之助
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　巨人・元木大介ヘッドコーチ（49）が9日、チーム残留を決めた菅野に期待を込めた。「コーチとしては嬉しい。残ってくれて良かった」と残留を喜んだ。今後の調整法については「開幕に合わせてくれれば。原監督の考えは当然、開幕投手というのはあると思う」と続けた。

　この日は大阪府内で、新型コロナ感染防止対策を徹底した上で行われたトークショーに出演。司会を務めたモノマネ芸人・あれ慎之助との掛け合いで、前日に残留が決まったエースに話が及んだ。「練習はストイックだね。凄い迫力。自分で追い込んでやっている」と練習に取り組む姿勢も評価した。

　右腕は昨季、開幕投手から13連勝を記録するなどリーグ優勝に貢献。MVPにも輝いた右腕は開幕投手の最有力候補だ。今季も大役なら4年連続7度目となる。現在通算4勝で、5勝なら並んでいた別所毅彦、斎藤雅樹を抜いて球団単独トップに立つ。

　外野手では今季、FAで梶谷を獲得し、新外国人のメジャー通算196発のスモークを獲得。9年ぶりの日本一には全体的な底上げも不可欠で、松原ら若手に対して「腐るのは簡単。チャンスが来るのを待って、勝負強い選手にならないと。丸、梶谷を追い抜かないとダメ。そういう気持ちでやらないとダメ。実績なんて関係ない。レギュラーを引きずり下ろすくらいやってもらわないと」と奮起を促した。