球威は最後までMAXで 阪神・秋山が西武・増田手本に球速アップ誓う

[ 2021年1月9日 05:30 ]

サンテレビ「熱血!タイガース党」にリモート出演した秋山(球団提供)
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 阪神・秋山がサンテレビ「熱血!タイガース党」出演前にオンライン取材に応じ、西武の守護神・増田を参考に球速アップを図っていることを明かした。

 
 「(球速アップへ)体のねじりの動きが大事になってくる。ねじりの動作で西武の増田さんは胸の動きがすごく上手なので、まねしながら、いろいろトライしています」
 
 昨季は3年ぶりに2桁の大台に乗せる11勝を挙げたが、直球の平均球速は130キロ台。試合後半に球威が落ち始めると「5、6回で代えられることもあった」。そこでオフは、「140キロ後半を目指して」球速アップに着手。その“教科書”とも言うべき存在が、マリナーズFAの平野らと7年連続で行った自主トレ仲間にいた。それが150キロ台の速球を武器とする増田だ。
 
 秋山は先発で増田は抑えと立場は違うが、球速アップにつながる技術には共通項があるはず。それを自らに取り入れ、パフォーマンスにつなげる考えだ。「しっかり扱えるようにしていきたい」。昨季以上の成績を残すため、新境地を切り開いていく。(長谷川 凡記)

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2021年1月9日のニュース