阪神・矢野監督 早め継投策が裏目「アキには申し訳ない」、中継ぎ転向の岩貞は「チームに大きなプラス」

[ 2020年8月16日 22:23 ]

セ・リーグ   阪神2―2広島 ( 2020年8月16日    京セラD )

<神・広>追いつかれての引き分けに終わり肩を落とす矢野監督(左)(撮影・後藤 大輝)
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 阪神は早めの継投策が実らず、2―2で引き分けた。

 自身5連勝をかけて先発した秋山が5回82球、4安打無失点と好投。余力を残していた状態ではあったが、5回の攻撃で代打が送られ、秋山は降板となった。その後2点リードの6回から2番手として登板したガンケルが1点を失うと、8回には3番手・岩崎が味方の失策や自身の暴投が絡んで同点に。秋山の今季5勝目の権利が消えた。矢野燿大監督(51)は「5回で俺が代えちゃったけど。アキ(秋山)には一番申し訳ないなと。アキ自身はしっかりやってくれた」と継投策を詫びつつ、右腕を労った。

 また、10回から5番手として登板して1回無安打無失点、2奪三振と力投し、公式戦初の連投をこなした岩貞については「チームにとって大きなプラスだと思うし。自身も中継ぎになっていろんな思いがあると思うんでね。またこういうピッチングをしてくれたらと思います」と評価した。

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2020年8月16日のニュース