有藤通世氏 福本豊を思わせる3安打3盗塁のロッテ・和田、シーズン100盗塁の可能性ある

[ 2020年8月16日 22:26 ]

パ・リーグ   ロッテ6―5日本ハム ( 2020年8月16日    ZOZOマリン )

<ロ・日>1回裏、先頭の和田は初球を中前に運びプロ初安打を記録(撮影・長久保 豊)
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 【有藤通世 視点】ロッテに大きな戦力が加わったね。プロ初スタメンで1番に入って3安打し、3盗塁した和田。いずれも続く中村の初球に二盗を決めた。脚力だけではない。スライディングが物凄く速い。福本豊を思い出す。通算1065盗塁、シーズン106盗塁をマークした「世界の福本」だ。

 この日は判を押したように二盗を決めたあとバントで三進。ことごとく1死三塁の形をつくったけど、福本が得意にした三盗のコツをつかめば無死三塁にできる。それができるようになったらシーズン100盗塁の可能性さえ感じさせる。

 センターの守備は福本同様に守備範囲が広い。打撃は第4、5打席に三振した左投手をどう克服かが課題になるけど、代走の切り札ではもったいない。安田の4番抜てきに続いて和田を1番に入れた井口監督の勇気に頭が下がる。(スポニチ本紙評論家)

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2020年8月16日のニュース