菅野 6年ぶり開幕5連勝!巨人がDeNA下し2連勝 両リーグ最速で20勝到達

[ 2020年7月28日 21:10 ]

セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2020年7月28日    東京D )

<巨・D>7回を投げ終え、ガッツポーズする菅野(撮影・木村 揚輔)
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 セ・リーグ首位の巨人が4―2でDeNAを下し2連勝。両リーグ通じて最速で20勝に到達した。先発の菅野が7回7安打2失点(自責点1)で5勝目。14年以来となる無傷の開幕5連勝を飾った。

 菅野は初回、先頭の梶谷をニゴロに打ち取ったかに見えたが二塁手の吉川尚が一塁へ悪送球。一塁手のウィーラーも捕球できずボールが転々としている間に梶谷は三塁へ。記録は梶谷の二塁への内野安打と吉川尚の失策になり、いきなり無死三塁のピンチを招くと、ソトの右犠飛により1点を失った。

 それでも打線がすぐさま反撃。坂本がDeNA先発・井納から2試合連発となる5号同点ソロ。ど真ん中にきた148キロのストレートを完璧に捉えライトスタンドへと運び試合を振り出しに戻した。

 1―1で迎えた4回には4番・岡本の一振りで勝ち越しに成功。岡本はDeNA先発・井納のインコース高めにきた148キロのストレートを強振。少し差し込まれながらも体を上手く回転させボールを捉えると、高々と舞い上がった打球はポール際の左翼中段へ。2試合連発となる第12号ソロにより1点を勝ち越した。さらにウィーラーが左翼線を破る二塁打。1死ニ、三塁とチャンスを広げると、パーラの二ゴロの間に1点を追加。この回2点の勝ち越しに成功した。

 援護点を受けた菅野だったが6回に失点。先頭の佐野に甘く入った142キロのカットボールを捉えられ右翼へ第4号ソロを被弾。さらに2死二、三塁とピンチを招くが、代打の神里をスライダーで空振り三振。7回は三者凡退に抑え、勝利投手の権利を手にして120球で降板した。

 8回からは楽天から移籍したプロ4年目の高梨が好投。佐野、ロペス、宮崎を三者凡退に抑えた。2点リードとなった9回も高梨がマウンドに上がろうとするが、代打・中井が送られたため投手交代。3番手の大竹は代打の代打となった乙坂を投ゴロに打ち取り、柴田に二塁への内野安打を許したところで降板した。

 1死一塁から起用された“守護神”中川は代打の山下を空振り三振。梶谷にはショートへの内野安打となるも、続くソトをニゴロに抑えて試合終了。今季3セーブ目を手にした。

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