阪神・福留「少し打ててきている」 7月打率・310、ヤクルトへ雪辱頼むぞ

[ 2020年7月28日 05:30 ]

阪神の福留
Photo By スポニチ

 ビジターの借りはビジターで返す。球界最年長選手の阪神・福留が、敵地神宮で迎える2位ヤクルトとの3連戦に向けて語気を強めた。

 「調子が悪いとかではないし、少し打ててきているので。そういう意味では敵地でもやれたらいいのかなと思う」

 言葉どおり、調子は上向きつつある。6月は月間打率・095と苦しみ、サンズの起用もあってスタメンから外れる試合が増えた。それでも百戦錬磨の男は不本意なそぶりを一切見せず、自ら2軍戦に志願出場するなどして状態を整えた。7月はここまで29打数9安打の打率・310、1本塁打9打点。26日の中日戦では8回に左前への同点打を放つなど、得点圏打率・400で無類の勝負強さは健在だ。

 神宮でのヤクルト戦は開幕2カード目以来。3戦とも先発した福留は11打数1安打と鳴りをひそめ、チームも1勝2敗で負け越した。やられた借りを、今回は“倍返し”以上でやり返すつもりだ。 (阪井 日向)

続きを表示

2020年7月28日のニュース