関西学生野球春季リーグ中止　一度は8・9開幕決定も…コロナ再拡大で

　関西学生野球連盟は28日、春季リーグ戦を中止することを発表した。今月15日の臨時常任理事会で8月9日の開幕を決定したが、新型コロナウイルス感染が拡大している現状や、加盟校の活動状況などを総合的に判断した。

　加盟校では京大が学内に感染者が確認されたことを受け、今月21日から硬式野球部を含む全ての部活動が活動停止中。練習に制限が設けられている大学もある。リーグ戦の中止は1982年発足の同連盟では初めてで、村山嘉男理事長は「学生達に試合をやらせてあげたいという思いで延期してきたが、残念」と話した。