オリックス・由伸でも勝てず…3連敗で単独最下位に転落

パ・リーグ   オリックス2―3ソフトバンク （ 2020年7月19日    京セラD ）

＜オ・ソ＞7回無死二塁、中村晃に2点本塁打を打たれる山本（撮影・後藤　正志）
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　オリックスは、山本でも止められず2度目の3連敗で10日以来の単独最下位に転落した。

　6回まで1安打投球と完璧だったが、7回先頭の上林に外角152キロを左翼線二塁打されてリズムを乱した。柳田にはカウント2―1から4球続けたフォークが甘いコースに入ったところを右中間に先制二塁打された。「低めを意識して投げたけど、抜けてしまって、その1球を打たれて悔しいです」。続く中村晃に152キロを右翼へ今季初被弾となる2ランを浴びた。

　「首を振って、真っすぐでいきたいと思ったんですけれど、入るとは思わなかった。少しのチャンスをものにされました」

　今季初登板だった6月21日楽天戦以来のサードユニホーム着用試合。「勝紺」での無失点を14イニングまで伸ばしていたが、15イニング目に落とし穴が待ち受け、今季初黒星を喫した。

　西村監督は「あの回、点を取られるまでは、いい投球をしてたんで、それまでに点をね」と、3回と4回の無死一塁で送りバントを失敗し好機を拡大できなかった攻撃陣を敗因の一つに挙げた。