中日　同一カード3連敗…ビシエドだけ奮闘　日米1000安打＆トップタイ9号

セ・リーグ   中日3―11阪神 （ 2020年7月19日    甲子園 ）

＜神・中＞3回2死、ビシエドは左越えにソロ本塁打を放ち、ナインと笑顔でエアタッチをかわす（撮影・坂田　高浩）
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　主砲の孤軍奮闘もむなしく、中日は今季2度目の同一カード3連敗を喫した。ビシエドが2回先頭で二塁内野安打を放ち、日米通算1000安打をマーク。「日本に来て、こういう記録が達成できてうれしいよ」。3回2死からはリーグトップタイの9号ソロ。岩貞のチェンジアップを完璧に捉え「パーフェクトスイング。打撃の感覚が良くてライナーでもボールが飛ぶ」と低い弾道で左翼席へ突き刺した。5回には右前打し今季4度目の3安打猛打賞となった。

　ただ、投手陣が11失点と大崩れすると、守備も今季最多3失策と集中力を欠き、借金は今季ワーストとなる6。与田監督は「どんな結果であっても次に向かうしかない」と気丈に振る舞った。