誠也、楽天移籍の同期入団・下水流に感謝「はじめは近寄り難いオーラ」も「人間的にも凄く尊敬できる」

[ 2019年7月3日 14:40 ]

広島の鈴木誠也外野手
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 広島の主砲・鈴木誠也外野手(24)が2日夜、自身のブログを更新。1対1の交換トレードで楽天に移籍することが同日発表された下水流昂外野手(31)に感謝のメッセージを送った。

 大学、社会人を経て入団した下水流の方が6学年上だが、2人は2012年のドラフト同期(鈴木が2位、下水流が4位)という間柄。「驚きました。」のタイトルでブログを更新した鈴木は「突然でびっくり 下水流さん楽天へ」とつづると、入団時にチームを率いていた野村謙二郎監督(52=現スポニチ本紙評論家)を中心に全員集合した入団発表の懐かしい写真をアップした。

 下水流について「はじめは、近寄り難いオーラが笑笑」と冗談めかしながらも「初めてのキャンプでオドオドしてる僕に笑 色々な話や、技術的な事まで惜しげも無くアドバイスして頂き凄い人だなぁと」と感謝の言葉をつづった鈴木は「改めて人間的にも凄く尊敬できる先輩でした」「さみしいけど、カープでの6年半本当にありがとうございました!」とメッセージ。同じく同期入団の上本崇史内野手(28=ドラフト3位)、高橋大樹外野手(25=同1位)と並んだ全員笑顔の4ショットも公開した。

 下水流は昨年4月19日のヤクルト戦でサヨナラ打を放ち、西日本豪雨の影響により本拠マツダで16日ぶりの開催となった同年7月20日の巨人戦では自身初のサヨナラアーチ。勝負強い打撃で球団初のリーグ3連覇に貢献した。

 現在、広島は1分けを挟んで3連敗中。最下位に終わった交流戦が明けてからも4試合でまだ白星がなく、4戦計7得点とチーム全体の打撃不振が続いている。6月1日に最大14あった貯金も3まで目減り。だが、4月16日に最大8あった借金をわずか11日間で完済し、最下位から首位にのぼりつめた実績もある。「日本シリーズでの対戦や来年の交流戦楽しみです!」と鈴木。お世話になった先輩と最高の舞台で再会することを誓った。 

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2019年7月3日のニュース