ヤクルト15カードぶり勝ち越し!村上20号満弾&5打点 広島は交流戦明けいまだ白星なし 

[ 2019年7月3日 21:02 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―2広島 ( 2019年7月3日    マツダ )

<広・ヤ>5回2死満塁、村上(中央)は右越えに満塁本塁打を放ち笑顔でナインとタッチを交わす (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 ヤクルトが19歳主砲・村上の満塁弾を含む2安打5打点の大活躍で広島に6―2で快勝し、2連勝。5月10日~12日の巨人戦(東京D)以来15カードぶりとなる勝ち越しを決めた。広島は1分けを挟んで今季3度目の4連敗。6月1日に最大14あった貯金が2に減った。

 ヤクルトは初回、1死一、二塁から村上の中前適時打で先制。5回には2死二塁から3連続四球をもらって押し出しで2点目を入れると、続く村上が右越え20号満塁弾を放って試合を決めた。村上は自身初の20号。入団から2年目以内でのシーズン20本塁打は1994年の松井秀喜(巨人)以来25年ぶり通算5人目、6度目(清原和博が2度)の快挙となった。先発投手の寺原が5回3安打2失点で4月11日の広島戦(マツダ)以来83日ぶりとなる今季2勝目(1敗)をマークしている。

 広島は来日初登板初先発となったローレンスが村上に満塁アーチを浴びるなど5回6失点KO。打線も6点を追う5回に代打・松山の中犠飛と坂倉の一ゴロの間に計2点を返しただけで、1分けを挟んで4連敗となった。交流戦では5年ぶり4度目の最下位に終わったが、交流戦が明けても5試合9得点と打撃不振が続いている。一方で今季初登板となった2番手・塹江が2回、4番手・今村が1回をともに無失点に抑えた。

続きを表示

2019年7月3日のニュース