大谷、胸にスカッグス投手の「45」 代打で右前打、3割浮上 追悼の白星

[ 2019年7月3日 13:18 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―4レンジャーズ ( 2019年7月2日    アーリントン )

胸に「45」のワッペンをつけて打席に立った大谷翔平(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は2日(日本時間3日)、敵地アーリントンでのレンジャーズ戦の8回に代打で登場し、右前打を放った。チームは9―4で勝利し、連敗を3でストップ。勝率5割となった。

 前日1日の同カードは、試合前にエ軍のタイラー・スカッグス投手(享年27)が急死したため、中止となった。この日の試合前には黙とうがささげられた。大谷もユニホームの胸にスカッグスの背番号である「45」のワッペンをつけて試合に臨んだ。

 大谷は5点リードの8回1死一塁、2ボール2ストライクから左腕・セントジョンの外角スライダーに体勢を崩されながら、右腕1本で運ぶ形で右前打した。この技ありの一打で打率は・303となり、今季代打成績は5打数2安打、1四球となった。

 この日は、6月23日(同24日)のカージナルス戦(セントルイス)以来、7試合ぶりのベンチスタートだった。レ軍先発が左腕マイナーであることと、休養日の意味合いがあったとみられる。

 前戦6月30日(同7月1日)のアスレチックス戦では今季初の1試合2本塁打をマーク。4回に11号ソロ、8回に12号ソロを放ち、4打数2安打2打点で、月間32安打、9本塁打、22打点はいずれもメジャー2年目で自己最多を記録。

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