大谷 サイクル達成時のユニホームなど 米殿堂から寄贈オファー

[ 2019年6月16日 02:26 ]

サイクル安打を達成し、1塁コーチに祝福されるエンゼルス大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が日本選手初のサイクル安打を達成した際に着用したユニホームなどの野球用品が、ニューヨーク州クーパーズタウンの米国野球殿堂博物館から寄贈オファーが来ていることが15日(日本時間16日)、分かった。

 球団関係者によると、今月初めにエ軍副社長を退任し次期殿堂博物館館長に就任するティム・ミード氏(61)から、サイクル安打を達成した13日のレイズ戦当日に直接、電話で球団に依頼があったという。同関係者は「何点かサイクル安打を達成した試合で使用した野球用品を寄贈してくれないかという依頼があった。記念ボールも球団が預かっている。ただ、大谷はまだどうするか決めていない。判断は本拠地に帰ってからになるだろう」と説明した。

 大谷はメジャー1年目の昨年4月1日の敵地アスレチックス戦でメジャー初登板初勝利を飾った際に着用した帽子を殿堂博物館に寄贈。殿堂がデビューしたばかりの選手の着用品を展示するのは異例だった。過去の日本選手では16年に通算3000安打を達成したマーリンズのイチロー(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が使用したユニホーム、スパイクなどがある。

続きを表示

2019年6月15日のニュース