広島の首位快走支える盤石救援陣 レグナルトが2回完全で3勝目「ボクは打者に挑戦するだけ」

[ 2019年5月29日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8-7ヤクルト ( 2019年5月28日    神宮 )

広島3番手・レグナルト(撮影・白鳥 佳樹)
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 広島は救援投手陣の貢献が大きかった。7点の援護をもらいながら4回途中で降板した先発・野村の後を必死につないだ。特に7―6とされた5回からの2イニングを打者6人で完全に抑えたレグナルトがヤクルト反撃の勢いを止めて3勝目。「ボクの投球がすべてじゃないよ。打線がたくさん点を取ってくれたからね。ボクの仕事は打者に挑戦することだけ」。防御率0・37を誇る剛腕だが、チームメートを持ち上げる謙虚さが頼もしい。

 8―7の9回は守護神・中崎が3四死球で2死満塁まで追い込まれたが、最後は奥村を3球三振で逃げ切った。「死球とかはアレだけど、丁寧には投げられたので」。16安打した打線の陰に隠れがちだが、投手力も首位快走の原動力であることは間違いない。

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2019年5月29日のニュース