マー君　ももクロ生エールも無念…初対戦のパドレス相手に6回5失点で4敗目

インターリーグ   ヤンキース4ー5パドレス （ 2019年5月28日    ニューヨーク ）

田中の応援に駆けつけた「ももいろクローバーZ」（撮影・杉浦　大介通信員）
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　ヤンキースの田中将大投手（31）が28日（日本時間29日）、本拠地でのパドレス戦に今季12試合目の先発登板。メジャー6年目にして初となるパドレスとの対戦で、初回3ランを被弾するなどいきなり4失点。6回を100球、9安打7奪三振5失点（自責4）で4敗目（3勝）を喫した。

　初回、1番・ガルシアが三塁失策で出塁すると、2番・レイエス、3番・マチャドに連打を許し1失点。続く4番・ホスマーに無死一、二塁から、9号3ランをバックスクリーンに運ばれた。初回だけで30球を費やす乱調の立ち上がりとなった。

　2回は三者凡退。3回も、5番・レンフローにこの日、初めての四球を与えるも無失点に抑えた。4回は四死球で2人の出塁を許すも無失点。その裏、味方打線が4番・サンチェスの17号ソロで1点を返し3点差とすると、5回は三者凡退に仕留めた。

　しかし6回、1死から8番・フランス、9番・ヘッジズの連打で1死一、三塁とされると、1番・ガルシアにセーフティースクイズを決められ、再び4点リードとされたこの回で降板した。

　チームは、雨の中、4点ビハンドで迎えた7回1死満塁から、1番・ラメーヒューが中前2点適時打。2点差として、1死一、二塁で2番・ボイトが三安。1死満塁で、3番・ヒックスの二ゴロで1点差まで詰め寄ったが、反撃はここまでだった。

　この日は田中の登場曲「背番号」を歌う、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーがヤンキースタジアムで初めての生観戦。

　この日は田中の登場曲「背番号」を歌う、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバーがヤンキースタジアムで初めての生観戦。百田夏菜子（24）は「やっと来れたという気持ちが強くて、ずっとマー君と約束してたので、来れたという喜びが強かったと思います」と語り、高城れに（25）は「さっき、球場を見学させてもらったときに、スタッフさんが私たちの曲を流してくれたんですよ。そのときにみんなで鳥肌が立って、感動したし、これが選手とともに、マー君の姿とともに曲が流れると思うと、鳥肌以上の感動なんだなと思ったので、本番が楽しみです」と、田中に全力のエールを送ったが、目の前で勝利を見届けることはできなかった。