巨人 延長サヨナラ負けで3位転落 8番手・池田が満塁弾被弾…丸2発、坂本200号も空砲

[ 2019年5月29日 22:43 ]

セ・リーグ   阪神8―4巨人 ( 2019年5月29日    甲子園 )

<神・巨>初回1死一塁、大城の二ゴロを巡ってリクエストを求めるも、判定が覆らずものすごい表情でリアクションする原監督(撮影・北條 貴史)
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 巨人が延長戦にまでもつれた接戦を落とし、3位に転落。丸の移籍後初となる1試合2本塁打や坂本勇のプロ通算200号が飛び出すなど4-2とリードするも8回に登板した沢村が誤算。2死一塁からマルテに第5号2ランを浴び、試合は振り出しに。延長12回には1死満塁から8番手の池田が高山に劇的なサヨナラ満塁弾を浴びた。勝利した阪神は巨人を抜いて2位に浮上した。

 巨人は初回、阪神先発の青柳から丸がセンターへ第8号ソロで先制。3回には坂本勇がバックスクリーン左に飛び込む第17号ソロで追加点。坂本勇はこれが記念すべきプロ通算200号となった。さらに4回には大城が無死二塁からレフトへ適時二塁打で3-0とリードを広げた。

 先発の今村は5回、2死二、三塁から上本に適時二塁打を浴び2点を失うも6回7安打5奪三振と好投。8回には再び丸が阪神3番手の守屋からレフトスタンドに第9号ソロで突き放した。

 だが3番手の沢村が痛恨の被弾。8回2死一塁からマルテに初球を叩かれ、レフトポール際に飛び込む第5号同点2ランを浴びた。

 その後4番手の中川が9、10回を無失点に抑えるも延長11回、5番手の田原が無死満塁のピンチを作ってしまい降板。ここで6番手の高木が奮起。近本を中飛、鳥谷を空三振、糸井を中飛と見事に打ち取って無失点に抑えた。しかし延長12回、1死満塁から8番手の池田が高山に1号サヨナラ本塁打を浴び力尽きた。

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