清宮20歳初安打 誕生日に2点適時打 今季の目標は「ビールかけ」

[ 2019年5月26日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム5―7西武 ( 2019年5月25日    メットライフD )

4回2死満塁、清宮が2点適時二塁打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 今季初安打は粘りに粘って打った。5点を追う4回2死満塁。日本ハム・清宮はフルカウントから6球連続ファウルした。12球目、9球連続で続いた直球を引っ張り一塁線を破った。今季初のタイムリーとなる2点二塁打。清宮の一打からこの回一挙5点を挙げ、一時同点に追いついた。

 「しっかり打ちにいけた」と振り返りつつ「中田さんからの視線が半端なかった」とも言った。三塁走者の中田がファウルを打つたびにスタートを切っており、打った後には「早く打てよ」と冗談交じりに称えられた。

 右手有鉤(ゆうこう)骨骨折から復帰2戦目。この日20歳の誕生日を迎え、観戦に訪れた両親を喜ばせた。だがチームは再び負け越し、2連敗。清宮もその他の3打席ではいずれも走者を置きながら凡退した。8回2死二、三塁ではカウント2―0から甘い直球を三邪飛に倒れ「バットが出てこなかった。狙いは直球だったけど、まだまだ」と悔しがった。20歳の誓いには「楽しそうだし、早くやりたい」と優勝に導いてのビールかけを掲げた。 (東尾 洋樹)

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2019年5月26日のニュース