オリ 今季もう5度目 西村監督「同じ7安打なのに、うちは0点」

[ 2019年5月2日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス0-4ロッテ ( 2019年5月1日    京セラD )

零敗に厳しい表情の(左から)風岡コーチ、西村監督、田口コーチ(撮影・成瀬 徹) 
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 オリックスの令和初戦、1日のロッテ戦は今季5度目の零敗となった。平成元年の初戦(4月9日)は8―0で近鉄を破る完封勝ちだったが一転。涌井に7回無得点に抑えられ、西村監督は「同じヒット数なのに、相手は4点で、うちは0点。何とかつないでいかないと」と嘆くしかなかった。

 試合前には2軍戦の雨天中止を受け、急きょT―岡田の昇格を決定した。「結果を出している選手だから」と同監督は見込んだものの、途中出場で2タコ。期待の中川も2三振とひねられた。涌井には6回まで87球と完投ペースで運ばれ、指揮官は「もう少し、しぶとくいかなければいけない打者のところでタンパクに見えた。早い回から球数を投げさせていくというゲーム」とガックリ。序盤の2つの盗塁失敗も痛く、長打なし、得点なしで先発の榊原を援護できなかった。

 榊原は7回2失点。「4回先頭の四球が一番悔しい。ランナー二塁からも最後は甘くなってしまった」と反省したが、これで4試合連続のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)とながらも、いまだ1勝と勝ち星に恵まれない。平成の最後で連敗を脱出したが、終わってみればチームは借金6に逆戻り。今こそ踏ん張りどころだ。(鶴崎 唯史)

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2019年5月2日のニュース