【北福岡】折尾愛真がV “折尾のゴジラ”松井 初の甲子園出場

[ 2018年7月23日 23:20 ]

第100回全国高校野球選手権記念北福岡大会決勝   折尾愛真12―9飯塚 ( 北九州市民 )

<折尾愛真・飯塚>優勝旗を手にダイヤモンドを1周する折尾愛真・松井(撮影・岡田 丈靖)
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 「3番・サード・松井くん」とのアナウンスが、甲子園のスタンドに響き渡る。折尾愛真が春夏通じて初の甲子園出場を決めた。プロ注目、1メートル91の超大型内野手で“折尾のゴジラ”こと、松井義弥主将(3年)は、6―1での4回無死二塁で右線適時打を放つなど2安打1打点で突き放しに成功。7回2死二、三塁では6番手で登板し、右飛で切り抜けるなど攻守で活躍した。

 「自分たちの持ち味でもある、攻めの姿勢を出せました。みんなで強くなれました。100回大会で、福岡の代表になれてうれしく思います」。

 福岡県田川市で4000グラムで誕生し、中学生時点で身長は1メートル90に到達。同じ6月生まれ、右投げ左打ち、同じ三塁手、穏やかな性格などで、星稜(石川)で活躍した本家・松井秀喜氏と似通う部分が多く、愛称もそのまま「ゴジラ松井」。入学式後、最初の週末の練習試合から主力として活躍し続ける高校通算40本塁打の“オリゴジ”は「折尾愛真の攻めの姿勢を前面に出したい」。初の聖地でバットの芯で豪打を連発する「シン・ゴジラ」となれるか。伝説は、初出場の折尾愛真とともに、序章を迎える。

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2018年7月23日のニュース