日本ハム・杉浦 愛妻の前で快投!2年ぶり勝利に「初勝利の時と同じくらいの重み」

[ 2018年7月21日 18:38 ]

パ・リーグ   日本ハム3―2ソフトB ( 2018年7月21日    札幌D )

移籍後初勝利をあげた杉浦とポーズを取る栗山監督(右)(撮影・高橋茂夫) 
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 日本ハム・杉浦が移籍後初登板、初先発し、5回を1死球だけの無安打無失点に抑え、2016年9月10日以来、約2年ぶりとなる勝利を飾った。

 昨夏にヤクルトから日本ハムに移籍も、右肩痛のためリハビリを重ねた。「ここまで来るまでいろいろな人に支えてもらった。いままでやってきたことをしっかり出せるように、恩返しを込めて一球一球投げた」と、まずは周りの人たちへの感謝を忘れなかった。

 投球内容については「僕の武器はストレートなので、いけるところまで力をふり絞って投げた」と、自慢のストレートを活かせたことに納得の表情。4回の三者三振については「狙っていたわけではないが、結果的に抑えられてホッとしている」と、自らのピッチングを振り返った。

 初回、中田の2ランなどでいきなり3点の援護をもらったが、「初回の3点のおかげで、自分のピッチングに集中できた」と、精神的にも大きい後押しとなったようだ。

 この日は移籍後初登板とあって、両親、元モーニング娘。で元テレビ東京アナウンサーの紺野あさ美さん、昨年9月に誕生した長女らが観ている中での投球。「家族には支えてもらったし、心配をかけたと思うので、これからさらにいい姿が見せられるように頑張りたいと思う」と誓った。

 これでプロ通算7勝目となったが、ウイニングボールは「初勝利と同じくらい重みのあるボールになった」と、自身にとって思い出深い勝利となったことを明かした。

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