【東東京】関東第一 6年連続8強 石橋 高校通算57号弾

[ 2018年7月21日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念東東京大会5回戦   関東第一14―4日大豊山 ( 2018年7月20日    神宮 )

<関東一・日大豊山>ナインに声をかける関東一・石橋(撮影・木村 揚輔)
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 無心になれた。応援やベンチの声が、打席に入るとスーッと消えた。関東第一・石橋が甘く入ったスライダーを振り抜く。「ストライクに反応できて芯に当たった。逆転された回、自分がやらなきゃと思った」。3―4の5回、最速142キロの好投手、日大豊山の名倉から高校通算57号の左越え3ランを放って再逆転に導いた。最後は泉の満塁弾で決まった7回コールド勝ちへのレールを敷いた。

 昨夏は4回戦から敗れた準決勝まで4試合連続本塁打。早実・清宮(現日本ハム)と同じ日に満塁アーチも打った。今年、過去2試合は1安打ずつで本塁打はなかったが、気にもとめなかった。「打てなくても、捕手として最少失点に抑えられていたから」。先行を許して苦しいこの日は逆に、バットで仕事をした。2年ぶりの甲子園へ、流れはいい。

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2018年7月21日のニュース